単語が覚えられない!覚えられない!…

と、いきなりの「叫び」で申し訳ございません。でも、この叫びを私は週に何度聞きますことか…

その場ではわかったつもり、でもいざ文中で使おうとすると出てこない。わからない。よくわかります。なぜなら、私も単語を覚えるのが大の苦手。英検一級の試験で、しょっぱなに登場する語彙(ごい)力試験は一体何を聞かれているのかすらわからず、なぜこんな日本語でいえば”四字熟語”のような言葉を覚えなければならんのかと憤り…

でも、考えてみれば、日本語でも「四字熟語」の知識はないよりあったほうが教養ある日本語を読み書きできますものね。覚えるよりしかたないのか…

それはともかく、ではどうやって覚えるか。もうこれは、正攻法がいちばん近道とお考えください。
具体的には:

  • やる教材を決めたら毎日少しずつやる。必ずやる。溜まるとそのままやらなくなってしまうから(経験者語る)
  • 自分がどうやったらいちばん覚えやすいか、さまざまな方法を試してみる
    →スペルを言いながら書く、読み上げて録音して聞く、付箋に書いてトイレなどに貼る…
  • テストしてもらう。先生でも友人でも。
  • 「これは覚えにくい」という単語が必ずあるから、そういう単語だけは集めて「単語ノート」なり「単語帳」なりをつくる

 …あー、「秘策」を期待していた方、申し訳ありません。でも、ないんです。こればっかりは地道にやるしかない。

ただひとつだけ、覚えるときに気をつけていただきたいことは「これって品詞は何だろう?」を意識しながら覚えること。あ、品詞とは動詞・名詞・形容詞・副詞…などでしたね。このうちの”何詞”をいま、自分は覚えているのかな?を常に意識することです。

品詞を間違えて覚えてしまうと、後から修正するのが大変です。仮に単語を覚えても、使いかたを間違ったまま使い続けたりしてしまいます。これだけはぜひ、気をつけてくださいね!

*ちなみに、本当にざっくりと品詞のおさらいをしますと…:

  • 動詞=動作を示すことば。日本語にすると「ウ」音で終わることば、と考えるとわかりやすい。語尾を伸ばしてみると「う」の音が残ることば、ということです。例:laugh (笑う)、eat (食べる)、run (走る)…
  • 名詞=あまねくモノやヒトの名前や名称。
  • 形容詞=モノやヒトの名前や名称(名詞ってこと^^;)を飾ることができることば。日本語にすると「イ」音で終わることば、と考えるとわかりやすい。例:楽しい、美しい、可愛い、明るい、暗い、眠い、
  • 副詞=名詞以外を飾ることば、ととりあえず覚えましょう。動詞や文章全体などをより詳しくできることば。例外もありますが、とりあえずいまのところはざっくり。

単語暗記ばかりが語学じゃない、のですが、単語暗記がなければ上達はない、のです残念ながら涙 これからもお互いにがんばりましょう…!

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